地下鉄銀座線で、サントリー ザ・ヨーロピアンジャスミンティの車内吊り広告を見かけた。
淡い色調の、心惹かれるポスターだ。
右側にヨーロッパ系の少女が二人いて、一人がもう一人を両手で目隠ししている。
そこに、あ、その香りはジャスミンさん と、コピーが入っている。
左側は、白アクリルバックにグラス入りのジャスミンティが二つ置かれ、
脇に、商品ペットボトルがレイアウトされている。
構造は極めてシンプルだが、この新商品の世界観をよく伝えている。
商品カットだけでは、何だかわからないが、
右手のすぐれたクリエーティブによって
人々はすっと商品世界へ導かれるのだ。
古典的だが、実に見事だと思う。
で、その後私はどうしたかというと、オフィスでWEB検索をしてみた。
HPは、さほど感心した出来ではなく、興味の持続に成功していなかった。
グラフィックの世界が深まっていないのだ。
予算の配分もあって、WEBはこれでいい、という割り切りがクライアントにはあるのだろう。
それはそれで見識なのかもしれないが、凡庸なパンフレットにする必要はないと思う。
もちろん、だからといって、ポスターのクリエーティブの輝きが色あせることはない。
こんな感情に満たされたのは、久々のことだ。

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